サクセスの2chでの評価・口コミ

育毛剤のなかで育毛に直接的に関係のある成分はミノキシジルとフィナステリドですが、育毛剤によってこれらの成分が別名で記載されています。別名で記載されているというよりは、正確にはこれらの成分を弱めて他の成分と混ぜて別名で呼んでいるというような場合も多いでしょう。まずミノキシジルというのは頭皮の血行を改善し、頭皮の代謝を高めることによって育毛の力を高めるということに特化した成分です。そしてフィナステリドというのは、悪玉の男性ホルモンであるジビドロテストステロンを抑えることによって、育毛を阻害するホルモンを抑制するというものなのですが、このジビドロテストステロンは善玉の男性ホルモンであるテストステロンと5αリダクターゼが結合してできたものです。
サクセスという商品はテレビcmでもやっていますし、2chやネット上にも口コミや商品に関する評価は多いです。しかし、花王で扱っているのは育毛剤というよりはシャンプーで、それ自体が単独で育毛効果があるというものではなく頭皮を清潔にすることによって育毛の土壌を作っていくというものなので、サクセスを使っているから髪が生えるということはないです。2chは案外最先端の情報が記載されていたりしますが、サクセスに関しては育毛効果のあるものというよりは良いシャンプーという認識で通っており、t-フラバノンやニコチン酸アミドや炭酸ジェットが含まれているからといって髪が生えるのに必要な成分が網羅されているということはまったくなく、むしろ何も揃っていないという状況です。しかし、サクセス自体は良い商品であり、皮脂汚れをしっかり落とすということと頭皮に必要な常駐菌は落とし過ぎないということを両立しており、これは成分がアルカリ性に偏り過ぎておらす、酸性がメインで洗浄力をある程度高めてあるからです。このようなことなので、シャンプーと併せて当然ミノキシジルやフィナステリドが含まれた商品を使う必要があり、その三つを使用することで相乗効果で髪が生えてくるということなのです。しかし、ミノキシジルとフィナステリドは副作用があり、ミノキシジルは外部から薬品で血管や臓器を活性化させるので、負担がかかり、体調不良になる可能性があり、フィナステリドは男性ホルモンを抑えるので精神的にマイナスになり、筋肉や精力が落ちるといったデメリットを被る可能性が高いです。髪が生えるということに関しては一定の評価があるこれらの薬品ですが、髪の代償として人体に影響があるということなので、髪を取るか多少の人体の犠牲を受けないようにするかという選択になります。人体の観点でいうと、髪は体に必ず必要というものではないので、体の機能を多少弱らせるというのはトータルで損ということになりますが、見た目の観点では髪があるかないかということと、副作用の影響の度合いで言うと明らかに髪があるかないかの方が一瞬でわかります。見た目に関しても必ずしも髪があった方が良いというわけではないのですが、日本の文化の問題や本人のファッションやハゲはいやという気持ちもあるのでどっちが良いというのは一概には言えません。
上述のように髪の代償としては体に影響があり、得るもののためには失うものがあるというのはこのことかという感じです。また日本は恥の文化で、かつハゲは恥ずかしいものの代名詞のようになっており、これが多くのハゲた人を人体を犠牲にしてでも育毛しようという気持ちにさせます。しかし冷静に考えると、ちょっとした文化や恥のために体に害を与えているという面もあり、難しい問題です。髪を染めたりパーマを当てるのも頭皮に害はあるので、そう考えると同じかもしれません。